それ、逆効果なんです!

先日、お子さんへの接し方の相談を受けました。

「「宿題しなさい」と自分も妻も口うるさく言ってしまう。どう接したらいいのでしょうか?」ということでした。

「もし自分が、奥さんに、同じように口うるさくいわれるとしたら、どうですか?」と、質問すると、「あ、それ、すごくいやですね。やめてくれと思うし、逆に、したくなくなります。」と、目を大きく見開いて、笑いながら、気づいてくださいました。

では、どうするか?ということですが、その方との場合は、その方の状況にあった形で、その方自身が見出していかれるように、サポートしましたので、ここでは、私が考えることを分かち合いますね。

以前、イルカのショーをトレーニングする方からこんな話をきいたことがあります。「ショーの一部となる新しい行動をイルカに定着させたいと思う場合、まず、その行動がおこりやすい環境を整える。そして、たまたまその行動がおこったら、即座にほめる、つまり報酬としての魚。無理矢理その行動させようと外側から強制したり、ましてや、それをしなかったら、罰というようなことをしたら、新しい行動を「定着」させることに、「逆効果」!だから、イルカにおぼえてほしい新しい行動がおこったら、ほめる(報酬)。またその行動がおこったら、ほめる(報酬)。それを繰り返す。」なるほど!イルカと人間は違うでしょうか?違うんです!人間はさらに賢いので、こどもは、本当は逆効果のアプローチにも、いやな思いをしないように、従ってくれたりするんです!

なので、親は、逆効果のアプローチも、効果があるのではないかと勘違いをおこしてしまうんです!ですが、それは一時的には、効果があるようにみえても、長くは続かない。

つまり、人間も、基本的には、同じなので、新しい行動が「定着する」ということから考えると、「逆効果」になりやすい!いやいややることになるので、その行動が定着しにくくなるわけです。

では、どうするか?どうせ、なんらかのエネルギーをかけるなら、逆効果のためのエネルギーをかけずに、効果のあるようにエネルギーをかけたらいい。キーワードは「応援団長になる!」です!こども自身の問題(宿題)は、こども自身がとりくめるように、親は、「応援団長になる!」です。

たとえば、(年齢にもよりますが、)学校から帰ってきてから夜ねるまでにすることをこどもと一緒にふせんにかいてみる。時間表の中に、そのふせんをこども自身がはってなにをいつするかを自分できめる。

時間の概念がまだむずかしければ、2つのものをどっちからやるかを子供自身が選択する、などなど、つまり、こどもが考え、こどもが選択し、こどもがきめて、こどもが実行することをサポートする!それを自らたのしくできるように、サポートするのが親の工夫のしがいのあるところ。

どうぜエネルギーをかけるなら、そこにエネルギーをかけたらいい。そして、大事なのは、こどもが少しでも、自分で考え、自分で選択し、自分で決めて、自分で実行したら、そのすこしをとらえて、ほめる!!

「パパ、○○ちゃんが自分できめて、自分でやったんだよ!もう大きなおねえさん(おにいさん)だよね!!」と。

その子ができるように、したくなるようにサポートしてそしてほめる!!!

おもいっきり、応援団長にになる!それが最大の秘訣だと私は思います!ぜひ、たのしく応援団長になってみてくださいね。