こんにちは、高嶋です。
先日、ある男性から
お子さんへの接し方の
相談を受けました。
「子供に”宿題しなさい”と
私も妻も口うるさく言ってしまいます
子供にはどのように
接するのが良いでしょうか?」
というものでした。
私がその方に
「もし、奥さんに
子供に言うのと同じように
口うるさく言われたらどうですか?」
と、質問すると、
「それはすごくいやですね
逆にしたくなくなります」
と、目を大きく見開いて
気づいて下さいました。
では、
子供に口うるさく言わずに
どうすればいいのか?
ですが、
その方の場合は
その方の状況にあった形で
その方自身が見出して
いかれるように
サポートしましたので、
ここでは、
私が考えることをお伝えします。
以前、イルカのショーを
トレーニングする方から
こんな話を聞きました。
ショーの一部となる新しい行動を
イルカに定着させたい場合、
まず、その行動が起こりやすい
環境を整えるのだそうです。
どういうことかというと
たまたま、その行動が
起こったら即座に褒めて
ご褒美に魚をあげるそうです。
逆に、強制したり
罰を与えたりしたら
逆効果になってしまうので
イルカに覚えてほしい行動が起こる
↓
褒める(魚をあげる)
↓
イルカに覚えてほしい行動が起こる
↓
褒める(魚をあげる)
これを繰り返すそうです。
人間も基本的には同じなので
褒めるということは同じです。
キーワードはズバリ
「応援団長になる!」です。
子供の問題(宿題)は、
その子自身が取り組めるように、
親は応援団長になればいいのです。
例えば、
学校から帰ってきてから
夜寝るまでにすることを
子供と一緒にふせんに書いてみる。
(今回は低学年の子供さんの場合です)
時間表の中に、
そのふせんを子供自身がはって
何をいつするかを自分で決める。
時間の概念がまだ難しい場合は、
2つのどちらをやるのか
子供自身が選択する、などです。
つまり、
・子供が考え
・子供が選択して
・子供が決断して
・子供が実行すること
これらを
親がサポートするんです。
それを自ら楽しくできるように、
サポートするのが
親の工夫のしがいのあるところです。
そして、大事なのは
子供が少しでも
自分で考えて
自分で選択して
自分で決断して
自分で実行できたら
褒めてあげることです。
その子ができるように、
したくなるように
サポートして
褒めてあげて下さい。
「思いっきり応援団長になる!」
それが最大の秘訣だと思います。
ぜひ、子供と楽しみながら
応援団長になってみてくださいね。
それでは今日も素敵な1日となりますように…
あなたをいつも応援しています!
高嶋由香