こんにちは、高嶋です。
人間関係が良好になり、
信用・信頼を得やすくなる
コミュニケーションのコツがあります。
それは
「相手目線の言葉を使う」
ということです。
これを意識すると
部下、家族、生徒、恋人、
あらゆる人間関係で
気持ちが伝わりやすくなります。
例を出しますね。
私は、医療関係機関の研修やコーチングを
受け持たせていただくことがあります。
医療機関は、専門職なので
専門用語がたくさんあります。
でも、専門用語を日常的に使うので、
いつの間にか誰でも使う「常識」になってしまい、
一般の人に伝わらないことが少なくありません。
例えば、次の医療用語のうち
いくつわかりますか?
1:おかん
お母さんのことではないですよ(笑)
答え:おかん→悪寒
2:かんしん
興味があることを意味する
「関心」ではありません。
「感心」でもありません(笑)
答え:かんしん→汗疹=あせも
3:せいしき
「正式」ではありません。
答え:せいしき→清拭=体をふくこと
4:ごえん
あなたと出会えた
「ご縁」ではありません(笑)
答え:ごえん→誤嚥=誤って気管内に入ること
以上、4問いかがでしたでしょうか?
漢字で見ればわかる言葉でも、
音だけでは何を意味しているか
わかりづらいですよね。
こうした専門用語が当たり前になると、
ついつい患者さんにも使ってしまいがちですが
患者さんには伝わりづらいです。
なので、これらの言葉を
患者さんに伝わる一般的な言葉で
話すようにすれば
それだけで意味がスムーズに伝わり、
患者さんも安心してくやすくなるでしょう。
自分の常識は
必ずしも相手の常識ではない。
これを強く意識して、
相手に伝わる言葉で
お話ししたいですね。
それでは今日も素敵な1日となりますように…
いつも応援しています!
高嶋由香