こんにちは、高嶋です。

あなたは

アンドリューカーネギーを

ご存知ですか?

アメリカの実業家で、

鉄鋼で財を莫大な財を築いた

「鉄鋼王」として有名な方です。

彼は、若い頃からすでに

「人を動かすには相手の望む事柄を

 考えて話すより他に方法はない」

と悟っていたと言います。

カーネギーにはこんな話があります。

義理の妹さんがいたのですが

その妹さんは

エール大学に通っている

2人の息子さんのことを

とっても心配していました。

なぜ心配していたかというと、

その息子さんは二人とも

自分のことだけ考えているようで

家には、一通も

手紙をよこさなかったそうです。

彼らの母親がいくらやっきになって

手紙を出しても、なしのつぶてでした。

そこで、カーネギーは、

「甥たちから返事が来るような

 手紙を書くことができるかどうか、

 100ドルの賭けをしてみよう」

と言い出しました。

しかも、その手紙には条件があり

「返事をよこすようにとは一言も言わずに」

という条件で手紙を書くというものでした。

賭けに応じる者がいたので、

カーネギーは甥たちに手紙を書きました。

その結果は?というと

驚くことに、甥たちが2人とも

それぞれ返事を書いてきたのです。

「返事はよこさなくていい」

と書いたのに返事が来るって

どんな手紙か気になりますよね?

実は、カーネギーが書いたのは

とりとめもない内容の手紙でした。

ただ、追伸に

「2人にお小遣いを同封する」

と書き添えたのでした。

しかし、お金は同封しませんでした。

だから、甥たちから返信が来たのです(笑)

「アンドリュー伯父さん、

 お手紙ありがとうございます」

と…。

人を動かすにはいろんな

考え方や方法がありますね。

あなたも人に何かしてもらいたい時は

頭をひねって考えてみましょう。

私もそうします。

それでは今日も素敵な1日となりますように…

あなたをいつも応援しています!

高嶋由香